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フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレン、F1カナダGPで改良

2012年06月09日(土)13:30 pm

今週末のカナダGPに、複数のチームが改良パーツを持ち込んでいる。

スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』によると、フェラーリはシーズン開幕当初からの投入を想定していた排気部分の処理を、ようやく採用できたようだ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、このフェラーリの排気処理がマクラーレンのやり方と似ていると指摘した。

スペインGPの勝者ウィリアムズのガレージでも、最新のリアウイング投入の準備が整ったようだ。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』はウィリアムズのウイングについて「特に、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使ったときに最高速の伸びがよくなる」とつづっている。

フェラーリとウィリアムズに比べると小規模な改良にとどまったのがマクラーレンだ。しかし、この改良によって、頻発しているピットストップでの問題を解決できる見込みがある。

メルセデスAMG、レッドブル、フェラーリが採用している「ナット・イン・ホイール」と呼ばれるナット一体型のホイールは、モナコGPでもマクラーレンのガレージに登場していたが、それはリアのホイールだけに見られていた。

現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、2012年シーズンでこれまで見られてきた「くじびき」に当たったチームが優勝するような展開は間もなく終わると7日(木)に予想した。

「おそらく、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)やミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がそろそろ優勝するだろうね」と、すでに6人の勝者を生んだ2012年シーズンにまた別の勝者が現れるとベッテルは予想する。しかし、ベッテルは次のように付け加えた。

「“くじびき”はこのへんで、あるいはバレンシア(ヨーロッパGP)あたりで終わると思うよ。20戦で20人の勝者が生まれるとは思ってない」とベッテルが言うように、20人の勝者は考えすぎだろうが、10日(日)のカナダGP決勝では、今季7人目の勝者が生まれるかもしれない。

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