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フェリペ・マッサ、将来はこれからの結果次第

2012年06月05日(火)10:52 am

フェラーリのフェリペ・マッサが、自身の将来は2012年後半の成績次第で決まる、と認める発言をした。

不振の続くマッサについては、すぐにでも解雇されるのではないかとの推測が広がっていたが、第6戦のモナコGP(5月27日決勝)でようやく調子の良いところを見せた。また、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロが、マッサの後任候補として名前の挙がっていたセルジオ・ペレス(ザウバー)について経験不足を指摘したこともあり、マッサがフェラーリに残れる見込みも増したようだ。

モンテゼモーロは先週末、『Reuters(ロイター通信)』にこう話した。「われわれのマシンは進歩しているから、乗りこなすのも難しくなくなるはずだ」

「それに、フェリペの走りもさらに良くなると期待している。すでにモンテカルロでも目にしたわけだが、彼はコース上で最速の5人に入っていたし、予選でもそうだった」

「だから、この調子を維持してくれることを願っている。現時点では、将来についてまだ何も決めていない。それには早すぎるからだ」

チームメートのフェルナンド・アロンソも、マッサが調子を取り戻せるようサポートすると話した。

「これまで(2012年序盤)の結果はフェリペにとってふさわしいものではなかったよ」

「その状況を変えるためには、チームも彼を支援するし、僕もできる限りのサポートをする」

「モナコでは状況が変わってきたみたいだし、これから上向きになってくれることを期待しているんだ」とアロンソは語っている。

また、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』によると、マッサは、2013年も「フェラーリに残留するチャンス」があると考えているという。

しかしマッサも、調子に乗ってはいけないことを承知している。「すべては、これから自分が出す結果次第だ」とマッサは話している。またマッサは、将来の計画も立てていないと話した。

「今の時点では、来年自分が何をしているかまったく分からないよ。僕の未来は次のレースだけだ」

「とにかく望んでいるのは、F1のいいチームに残ることだよ。それができず、小さいチームに移籍しなければならないとしたら、続けるかどうかは全然分からない」

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