ニコ・ヒュルケンベルグ「カナダでレースをするのは2年ぶり」
フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるカナダGP（6月10日決勝）に向けて意気込みを語った。
Q：ニコ、モナコでは4ポイント獲得できましたが、レースは満足ゆくものでしたか？
ヒュルケンベルグ：チームとしてみれば、2台ともポイント圏内に入ったからよろこんでいいと思う。でも、僕自身はもう少し上位でゴールできたはずだと思っているんだ。 まったくクリアラップ（前に他のクルマがいない状態での走行）がとれなかった。ピットインの間にポール（ディ・レスタ／チームメート）に前に行かれてしまったんだけど、彼は何周かクリアラップがとれていたから、僕の前に出るにはそれで十分だったんだ。でもそれ以外には特に大きな問題もなかったし、クルマも調子が良かったよ。
Q：カナダでレースをするのは2回目ですね。サーキットは好きですか？
ヒュルケンベルグ：お気に入りのサーキットだし、モントリオールの街も大好きだよ。街全体でレースを応援してくれているし、いつもファンであふれているんだ。レーシングコースと市街地コースがミックスされたとても変わったサーキットだね。だから壁がとても近いコーナーがたくさんあるんだよ。いいタイムで周回するには、縁石をうまく使って壁ギリギリに走るしかないから、ミスも犯しやすいんだ。カナダでレースをするのは2年ぶりだけど、去年は金曜日のフリー走行で走ることができたんだ。
Q：今シーズンも3分の1のところまできていますが、ここまでのところは期待どおりですか？
ヒュルケンベルグ：これまではいいときもあったし、不運なときもあったよ。でもレースとはそういうものだからね。ほとんどのレースはどうなるか予想が難しいものだったけれど、でもここまでのところ僕たちのペースにはとても一貫性があると思っている。スペインやモナコではあとちょっとで（予選の）Q3に進めるところだったし、決勝でもうまくやってこられている。実際、僕たちは予選よりも決勝のほうが強いかもしれないね。6レースを終えて、ザウバーやウィリアムズにはそれほど離されていないし、去年もチームがうまく開発を進められたことを見ているし、今年も同じことができるはずだと考えているよ。
