ケーターハムのビタリー・ペトロフが、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるカナダGP(6月10日決勝)に向けて意気込みを語った。
ビタリー・ペトロフ
「去年のカナダGPは5位でフィニッシュすることができたから、すごくいい思い出があるし、モントリオール(カナダGP開催地)にまた行けることを心から楽しみにしているんだ。誰だってあそこでのレースを楽しみにしているんじゃないかな? 素晴らしい街だし、すごく美味しいレストランもいくつかある。それに、運転しないみんなが楽しみ続けるのに十分な数のバーもあるしね!」
「サーキット自体は、すごく挑戦のしがいがあるんだ。金曜日の朝の段階だととても滑りやすいけれど、週末を通して路面のグリップは改善されていく。リアタイヤをいかにいい状態に保つかが重要なポイントだ」
「本当に速いラップを走るには、いくつかのことを正確に行う必要がある。まず、いつでも必要な時に急減速できるように、ブレーキの消耗具合と冷却をコントロールしなくちゃいけない。それに低速コーナーからの力強い加速力も必要だね。そして、コーナーを限界で攻められるようにしておくことも大切だ。それで削り取ったコンマ数秒がいいラップタイムに繋がっていくんだ」
「天気もカギを握っている。去年はあまりにも悪天候になって、途中でレースを中断せざるを得なかった。あれはファンのみんなには気の毒だったけれど、僕たちドライバーにとってはより安全な措置だったんだ。今年はあんな土砂降りにならないことを願っているけれど、そうなったら仕方がないね」
「路面が濡れた状態でのレースは好きなんだ。僕たちのちょっと前を行くチームと戦うチャンスが大きくなるし、雨のレースで上手くやれたときはいつも以上にいい気分になれるからね。まぁ、何が起ころうとも、モントリオールに戻ることができるのはいつだってうれしいよ」