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レッドブルへの抗議は提出されず

2012年05月29日(火)1:48 am

F1で、技術面をめぐる新たな火種がくすぶり始めた。

複数の情報筋によると、レッドブルの2012年型車RB8のフロアに作られた穴が、ルール違反であるとライバルチームは考えているようだ。この穴についてマクラーレン、メルセデスAMG、フェラーリなどのライバルチームが、モナコGP決勝後に抗議する可能性もあると伝えられていた。

結局、抗議は提出されなかったが、『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』はその穴について「ステッププレーンの表面にあり、リアタイヤの前方に位置している」と解説。このステッププレーンとは、車体底面に取り付けられているパネルを指す。このデザインによって車体の下を流れる高速の気流を利用した空力効果に大きな影響を与えることができる。

そしてこのデザインは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が勝利を飾ったバーレーンGPの時点ですでに統括団体のFIA(国際自動車連盟)から認可を得ていたと『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』は伝えた。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「われわれのクルマがルールにまったく違反していないことに疑いの余地はない。われわれはクルマに十二分に満足しているし、それはレギュレーションにも則している。よってそれを変更するつもりはない」とコメントしている。

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