NEXT...F1開催スケジュール

ジェンソン・バトン&ルイス・ハミルトン、負傷したファンを激励

2012年05月29日(火)4:18 am

世界に名だたるモナコGPの最中に起こった不幸な事故を受けて、マクラーレンのドライバーたちはファンの早い回復を願っていると語った。

24日(木)のフリー走行開始前に、モンテカルロ市街地サーキットに設置されたグランドスタンドの一部が壊れたため、49歳のイギリス人男性が背骨と脚を折るけがを負っていた。

『Daily Mail(デイリー・メール)』紙は、マクラーレンの広報がこの負傷したファンの入院先を訪れ、同チームのドライバーであるジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンからの長い手紙と、来年のモナコGPでマクラーレンのモーターホームへ招待するチケットを贈ったと伝えた。

「とても大変な出来事だから、僕とルイスは当たり前のことを手紙に書いたんだ。“今回の事故は大変でしたね。回復を祈っています”って」とバトンは手紙について語った。

今回のモナコで起きた事故はこれだけでなく、サポートレースのGP2やGP3に参戦する何人かのドライバーにとっても「不幸中の幸い」を経験する週末になった。

GP2では、ブラジル人ドライバーのフェリペ・ナスールが、第1コーナーで複数台がからむ事故に巻き込まれ、高速で空中に浮き上がった。

コメンテーター兼ロータスのリザーブドライバーであるジェローム・ダンブロシオは、この事故を見て、10台以上を巻き込む大事故が起きた1998年のベルギーGP決勝を思い出したという。

GP3では、元F1ドライバーであるデレック・デイリーの息子コナー・デイリーがライバル車に追突した後、トンネル出口で宙を舞った。

20歳のデイリーが乗るクルマも宙に舞い、サーキット外周に設けられた背の高いフェンスに内側からぶつかって大きく破損した。さらにはあわやマーシャルにぶつかるところだったが、幸運なことに1人のケガ人も出ることはなかった。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック