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F1ボス、フランスGP計画「やや後退」と認める

2012年05月29日(火)3:50 am

フランスGPのF1カレンダー復帰計画が、政治によって失速していることをF1の最高権威バーニー・エクレストンが認めた。

フランスのニコラ・サルコジ前大統領が先日の大統領選で敗北するまで、フランスは2013年のF1カレンダー復帰を目指して動いており、ベルギーのスパ・フランコルシャンと隔年交代で、ポール・リカールを舞台にレースを開催する計画だった。

しかし、フランソワ・オランド新大統領は、F1計画そのものを「見直す」と話しており、スポーツ大臣のバレリー・フルネーロンはF1計画の是非は「腰をすえて検討するべき」だと語っている。

これを受けて、フランスGP計画の進ちょくを尋ねられたエクレストンは「今回の選挙によって、状況がやや後退したように思う」と答えた。

「すべてが落ち着いたら、われわれは文字通りサーキットに戻ってくる」モナコで『CNN』の取材に応じたエクレストンはそう話し、次のように続けた。

「今後の展開は見守ってもらうしかない。その時がくれば分かるさ」

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