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ザウバー「レース中長い間、コース上で最速だった」

2012年05月28日(月)8:22 am

F1モナコGP決勝で、ザウバーでは小林可夢偉が11番手スタートからリタイア。セルジオ・ペレスは、23番手スタートから11位になった。チーム代表のペーター・ザウバーと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラがレースを振り返っている。

ペーター・ザウバー
「セルジオはファステストラップを出したが、それだけではなく、レース中長い間、コース上にいるドライバーの中で最速だった。すべてがうまくいきさえすれば、どれだけのことをできる力がわれわれにあるか、この結果によってはっきり示せた。今後、このチャンスを成功につなげられるかは、チーム全員に掛かっている」

ジャンパオロ・ダラーラ
「笑うべきか泣くべきか決めづらいところだ。クルマがあれほど速かった点については、とても満足している。ここは過去、われわれのチームに有利ではないコースだったから余計だ。だが一方で、何かがうまくいかなくなり始めると、その中に飲み込まれてしまうとも言える」

「可夢偉はとにかく不運だった。1コーナーでロータスのロメ・グロジャンにぶつけられてしまった。サスペンションの一部がダメージを受けたために、6周を終えたところでリタイアせざるを得なかったんだ」

「最悪のスタート位置とひどい渋滞にもかかわらず、今日あきらめなかったセルジオは立派だった。いくつか素晴らしい追い抜きも見せてくれた。戦略では、うまく助けることができなかったんだ。タイヤ交換のタイミングは、明らかにもっと早い段階にするのが理想的だったのだが、雨が強くなると読んで少し先延ばしにした。しかし、これがレース後半で功を奏した。ほかのドライバーよりタイヤが新しかったからだ。当然、ここでポイントを獲得したかったが、そこまでは届かなかった」

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