フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、モンテカルロ市街地コースで開催されたモナコGP決勝を10番手からスタートし、8位になった。
ニコ・ヒュルケンベルグ
「かなり混乱したスタートになって、たくさんのクルマが接触していたよ。僕もコースの真ん中に止まっていたグロジャン(ロメ・グロジャン/ロータス)を避けなくてはならなかったけど、幸運にもすり抜けることができた」
「最初の何周かはミハエル(シューマッハ/メルセデスAMG)と一緒に走る形になったんだけど、キミ(ライコネン/ロータス)の後ろにつかえてしまったんだ。彼はソフトタイヤ(ハード側タイヤ)に手こずっていて、追い抜くことはできなかった」
「残念なことに、キミは僕と同じ周回でピットインしたので、彼の前に出ることができず、コースに戻ったときにはまたたくさんのクルマがひしめく集団の中に入ってしまったよ。そのときにポール(チームメートのポール・ディ・レスタ)が大きく順位を上げて僕の前に出たんだ」
「その後のレースは淡々と進んでいったから、僕はタイヤをいたわることに集中していた。チームにとっては素晴らしい結果になったし、満足していいと思うよ」