ザウバーの小林可夢偉は、モンテカルロ市街地サーキットで行われたモナコGP決勝を11番手からスタートしたが、スタート直後にミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)と接触したロメ・グロジャン(ロータス)がスピン。グロジャンをよけきれずに接触した可夢偉のクルマは宙を舞ってしまった。その後、レースを再開したものの、サスペンションに損傷があったためリタイアとなった。
小林可夢偉
「素晴らしいスタートを決められて、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)と争っていました。だから、もしかしたら彼のすぐ後ろになれていたかもしれないですね。最初、ロメ・グロジャンはイン側へ行ったんですが、突然アウト側に戻ってきたんです。よけようとしましたが、彼はブレーキを踏まず、僕のリアタイヤに当たって、それでサスペンションが壊れてしまいました。4輪ではなくて2輪で走れたら問題なかったんですけどね! 走り続けるのは危険だったんです」