ケーターハムのヘイキ・コバライネンは、モンテカルロ市街地コースで行われたモナコGP決勝を17番手からスタートして13位になった。
ヘイキ・コバライネン
「チームにとって素晴らしいレースだった。コンストラクターズ選手権(チームランキング)で10位の位置を取り戻した上、シーズン最高位を記録できたのはうれしいよ。ただし、もっと上位でゴールできる可能性はあった。僕らにとって最悪のタイミングで雨が落ちてきたんだ。もし完全なウエットになって皆がピットインすれば、12番手を維持できる可能性があった。もしかしたら、もっと上を狙えたかもしれない。ところが実際は、パラパラの雨でブレーキの温度が下がって、それまでのペースを維持できなかったんだ」
「それでも、チームにとってすごく良い1日だったことに変わりはない。ピットに戻ってきたとき皆の笑顔を見られて最高だったよ。モナコのようなコースでは、僕らにも必ず戦うチャンスが巡ってくるのは、レース前に僕が言ったとおりだ」
「ジェンソン(バトン/マクラーレン)とのバトルが続いたけれど、あれはすごかった。目いっぱい攻めながら、彼を抑えたからね。クルマはこれからもどんどん良くなる。今後も今日みたいなレースを期待できそうだ。チームのたゆまぬ努力がもたらした結果だと思う」