ケーターハムのビタリー・ペトロフは、モンテカルロ市街地サーキットで行われたモナコGP決勝を18番手からスタートしたが、電気系統のトラブルでリタイアとなった。
ビタリー・ペトロフ
「良いスタートから何台か抜いたけど、第1コーナーの進入でザウバーの1台(小林可夢偉)が目の前を横切って僕に当たったんだ。フロントウイングが壊れたのはすぐ分かったけど、数周回ってダメージの程度を把握することにした。でも結局、3周目にピットインしてノーズを交換したよ」
「その後できる限り攻めたけど、ダッシュボードの警告灯がバッテリーの異常を知らせてきた。その時点で僕のレースは終わったも同然だ。16周目、僕のエンジニアがピットに入るよう知らせてきた。電気系のトラブルでリタイアさ。ほんとうに残念だ。良いスタートを切って絶好の位置を確保したのにね。クルマはこの週末、ずっと調子が良くて、好結果を残すチャンスは十分にあったのに。まあ、これもまたモータースポーツなのかもね」