マーク・ウェバー(レッドブル)はフェリペ・マッサ(フェラーリ)に代わってフェラーリ入りすると言う憶測をつまらないうわさだと否定した。
レッドブルとの契約は1年単位となっているが、チームは35歳のベテランとなったウェバーに新しい契約を提示する可能性が高い事が分かっている。
ウェバー自身はこのフェラーリ移籍のうわさを冷やかしている。
イギリス紙『The Evening Standard(イブニング・スタンダード)』によると、ウェバーはうわさについて首を横に振りながら次のように語ったという。
「5月に何かの拍子で誰かが“マークはフェラーリに行くってさ”って言ったみたいだね。もう慣れたけれど、この手の話の80パーセントはガセネタだよ」
チームメートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が圧倒的な強さで独占状態を築いた昨シーズン末に、ウェバーは引退寸前だったかもしれないことも明かしている。
「あれにはやられたよ。年末には再調整してやり直す必要があったんだ。スポーツマンとして、燃え尽きかかっていたんだ」
しかし、最終戦ブラジルGPでの勝利は、復活へ向けての良い転機となったようだ。
「今までで最高の冬だったよ。あの後はまるで飛んでいるみたいな気分だったよ」
開幕から混戦を続ける2012年のチャンピオン予想についてウェバーは「さっぱり分からないよ。僕だと言っておくよ」と答えていた。