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フェリペ・マッサ、復活に向けて手応え

フェラーリのフェリペ・マッサは、モンテカルロ市街地コースで開催されたモナコGPフリー走行3回目で21周を周回し、ベストタイムは1分15秒197で2番手。予選では、1分15秒049を記録して7番手になった。

フェリペ・マッサ
「いい予選だったし、今日は間違いなく7番手よりも上を狙えたはずなんだ。Q1やQ2の結果を見れば、5番手だって手に届くはずだった。でも残念ながら、Q3ではたくさんのクルマが走っていたから、ほかのクルマにじゃまをされないで周回することができなかった。でも、それはここではよくあることだからね」

「とは言うものの、このモナコGPでの状況にはとても満足しているよ。ついにF2012（フェラーリ2012年型車）を駆る喜びを感じることができるようになった。ここで僕たちが選択したセットアップでクルマの性能をうまく引き出すことができるようになったんだ。これから先のレースを戦う上でちゃんと覚えておくべき点でもある」

「加速力がとても重要な場所ではまだ少し手こずっているところもある。コーナーごとに、一番速いクルマと僕たちのクルマを比べてみればすぐに分かるよ。でも、そういった部分でも僕たちは進歩してきている」

「ミハエル（シューマッハ／メルセデスAMG）は素晴らしいラップを決めたから、彼におめでとうと言いたい。明日の決勝では（5グリッド降格のペナルティーによって）僕のすぐそばからスタートしなくてはならないのは残念だね。明日はいいレースをしたい。そうすれば僕にとっていよいよ真のシーズン開幕になるんだ！」