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ミハエル・シューマッハ残留を予想するニコ・ロズベルグ

メルセデスAMGは、来年度もミハエル・シューマッハを起用するだろう。チームメートのニコ・ロズベルグが予想した。

シューマッハとメルセデスAMGとの間で近々契約交渉が行われる予定だとされる。しかしその一方でチーム側は、2010年にDTM（ドイツ・ツーリングカー選手権）のタイトルを獲得し、2011年以降はフォース・インディアからF1へと参戦しているポール・ディ・レスタを後任候補の筆頭に考えているとの推測もある。

だが第3戦中国GPで初優勝を果たし、自身はメルセデスAMGと2013年の契約を既に済ませているロズベルグは、43歳のシューマッハとチームを組むことができて幸せだと一貫して主張し続けている。

『DPA通信』に対し、ロズベルグは以下のように述べた。「（シューマッハとチームを組むことは）僕たちにとっても、チームにとっても、非常に有効だよ」

「だから彼が（残留を）望むのであれば、そうした方が良いと思う」

そしてロズベルグは、ここ数レースにおけるシューマッハのパフォーマンスに対する批判が、全く正当性を欠いたものだと付け加えた。

「彼は今なおハイレベルな状態にある。シーズン序盤は単に運がなかっただけだよ。こういったことは誰にでも起こり得ることさ」

その後に行われたモナコGP予選で、シューマッハは2010年のF1復帰後初となるトップタイムを記録。前戦で発生したクラッシュの原因を作ったとして5グリッド降格になるが、「シューマッハ復活」に期待する声が高まっている。