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ミハエル・シューマッハ「ポールまで望んでいたより少し長くかかってしまった」

メルセデスAMGのミハエル・シューマッハは、モンテカルロ市街地サーキットで行われたモナコGPフリー走行3回目で、23周を周回してベストタイムは1分15秒893で8番手。予選では、1分14秒301を記録し、F1復帰後初となる予選トップタイムをマーク。しかし、前戦スペインGPでのクラッシュにより、5グリッド降格することが決まっている。

ミハエル・シューマッハ
「こんなに長い時間が掛かってようやくポールを獲得できて、とにかく素晴らしい気分だよ。特にここ、モナコで取れたなんてね。確かに、キャリアの第2幕で、望んでいたより少し長く掛かってしまったわけだけれど、だからこそ余計にうれしい。感動的だ」

「前からこのサーキットは僕たちに合うはずだと思っていたんだ。これで、チームの1人1人の働きぶりが最高の形で証明された。ブラックリー（チーム本拠地）、ブリックスワース（エンジン部門）、シュトゥットガルト（メルセデス・ベンツ本拠地）のスタッフ全員に、心からお礼を言いたい。これはチームで勝ち取ったものだよ」

「もちろん、一番前からスタートできないことは残念だ。でも仕方がない。全力を尽くすよ。追い抜きが難しいのは分かっているけれど、DRS（空気抵抗低減システム／可変リアウイング）とKERS（運動エネルギー回生システム）があるからね。やってみる価値はある。狙っていくよ」