キングフィッシャー航空が経営再建へと向けて苦闘している中、その創始者でありフォース・インディアのチーム代表を務めるビジェイ・マリヤが、F1参戦継続の意志を示した。
最近はF1パドックへと足を運ぶ機会が少なくなっているマリヤだが、24日(木)から開催中のモナコGPでは久々にその姿を現し、リポーターに対して次のように語った。
「スポーツ活動(F1)はあくまで個人的な事柄であって、スポーツとビジネスとの間には相関関係などあるはずがない」
そしてキングフィッシャー航空の経営危機がフォース・インディアの活動にも影響を及ぼしつつあることを、マリヤは否定した。
「サハラ・フォース・インディアはきちんと運営されており、その基盤もしっかりしている」
だがその一方で、チームスタッフに対する給料の支払いが、数週間にわたって滞ることも時々あるといったうわさも依然としてささやかれている。
こういった状況にあるにもかかわらずマリヤは24日(木)、自身が所有するクルーザー上で、毎年恒例の豪勢なモナコGP前夜祭を開催した。
そのパーティーをいかにして正当化するのかという問いに対し、マリヤはこう答えた。「何を、誰に対して正当化するというんだ?」