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マクラーレン、ルイス・ハミルトンの報酬半減を検討

2012年05月26日(土)9:09 am

マクラーレンの秘蔵っ子と呼ばれ、チームのちょう愛を受けてきたルイス・ハミルトン(マクラーレン)の契約更新が滞っている理由は、ひとえに金銭的なものなのかもしれない。

これまで、マクラーレンは2008年にチャンピオンとなったハミルトンの残留を希望しており、27歳になるハミルトンもチーム離脱の意思はなく2013年の契約について近々検討を始めると話していた。

しかし、『Blick(ブリック)』紙によると、マクラーレンはハミルトンの契約金額を約1,000万ユーロ(約10億円)に“半減”させようとしているという。

一方『The Swiss(スイス)』紙は、ハミルトンはこれまでの交渉に満足していないながらも、悲惨だった2011年に比べてハミルトンの気分が10倍は明るくなっていると伝えている。

2011年のモナコGPで、ハミルトンいわく“クソくだらない”ライバルたちに激怒したハミルトンは、スチュワード(レース審査員)が下した裁定に対して、「僕が黒人だから」厳しい裁定が下るのだと半ば本気で発言して物議をかもした。

今季、見事に復調したハミルトンだが、5戦を終えていまだ勝利に恵まれていない。速さがありながらも勝てない理由はチーム側のミスにあるともいわれている。

報道によると、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは、ハミルトンはモナコGPで勝つに「ふさわしい」と話しながら、度重なるチームのミスにより、ハミルトンがチーム離脱を考えるのではないかと懸念しているという。

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