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F1カナダGPが学生運動の標的に?

2012年05月26日(土)9:12 am

来月に予定されているカナダGPだが、学生の手によってその開催が危機に陥るかもしれない。

大学の学費値上げに反発する学生運動が起きているカナダのモントリオールでは、その活動が徐々に怒りを帯びて暴力沙汰にまで発展しており、グラスを投げつけたことで数百人の逮捕者が出たこともある。

フランス語の『La Presse(プレス)』紙の報道によると、少なくともひとつの学生団体が6月10日(日)のF1開催に反対運動を起こす考えをもっているという。

「本件に多少の注意を払っていることは否定しない。この先しばらくは注視し続けるつもりだ」と、レースのプロモーターを務めるフランソワ・デュモンティエも認めている。

報道によると、学生団体が起こしたデモの中で、F1開催に反対する内容も含まれていたという。

先日の会議の場で、学生団体のひとつが挑発的かつ反環境的でありエリート主義を象徴するものであるレースを中止に追い込むことを目的とした“崩壊の週末“の採用を承認した。

しかし、デュモンティエは「明確にわれわれが標的になっているわけではない。しかし、F1は国際的イベントであり広範囲にわたる暴動による損害に対応する安全策をとる準備もある」と強気な姿勢を崩さない。

「グランプリは、よく知られたイベントであるためにこのような標的にされることも多いのだ」

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