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ミハエル・シューマッハは必要とされなければならないと元F1ドライバー

2012年05月26日(土)10:24 am

もしミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が2013年以降もレースを続けたいのであれば、所属しているチームのメルセデスAMGを説き伏せる必要があるだろう。このように指摘しているのは、ドイツ人の元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーだ。ダナーはパドックをにぎわせている不確定要素が多いシューマッハの今年以降に関するうわさを引合いに出している。

現在43歳のシューマッハは、まだメルセデスAMGと腰を据えて話し合っていないと述べていたが、自身のシートを引き継ぐのに理想的なドライバーとして、以前はメルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に出場していたポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)の名を挙げていた。

「彼(シューマッハ)も少し老けて見えてきたから、現役を続行してくれたらとてもうれしいね。それに彼はいいレベルでレースを続けられるよ」とダナーはドイツのテレビ局『RTL』で語った。

また、ダナーはシューマッハが2013年も現役続行を希望していることを信じているとしながらも、新しい契約は「彼だけに掛かっている訳じゃない」と述べており、「彼はチーム側からも(現役続行を)望まれていなくちゃいけない」と続けた。

今週早々、メルセデスAMGのチームCEOであるニック・フライは、今シーズンが終了するまでにこれまでより上位の成績を収められなかったら、シューマッハは引退を考えてもいいのではないかとの提案を行っていた。

このフライの発言に対し、チーム代表のロス・ブラウンは2012年はこれまでのところチームがシューマッハを落胆させていると主張した。そして24日(木)、ブラウンはモナコで自身の発言の真相を明らかにした。

「私がチームについて話すときは、ドライバーに関しても言及する。ドライバーたちはチームの部外者ではないからね。だから、“チームはミハエルに対して十分な仕事をしていない”と言ったのであれば、それはチームの全体的なことなんだ」

「ミハエルも含めたわれわれは、最初の5レースはことごとくいい仕事をやりとげることができなかった」とブラウンはシューマッハを擁護している。

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