キミ・ライコネン(ロータス)が、今年8月に行われるラリー・フィンランドへの参戦を希望していることを明かした。
2007年にF1でチャンピオンになったライコネンは、2010年から2年間ラリーに参戦し、今季からF1に復帰している。
WRC(世界ラリー選手権)の公式ウェブサイトによると、ライコネンは『Motorsport News(モータースポーツ・ニュース)』に「そりゃあ、(ラリーで)もっといい走りをしたかったよ。でも、まだ終わりじゃないんだ。キャリアのためであろうとなかろうと、キャリアを終えた後になるかは分からないけれど、僕は戻りたい」と明かしたという。
ライコネンは以前、今はF1に集中するためにラリーでのキャリアを中断したことを認めていた。2011年シーズン開幕前には、ロータス(当時のロータス・ルノーGP)のレースドライバーだったロバート・クビサがラリー参戦中の事故で重症を負い、今もレース復帰を目指してリハビリに勤しんでいる。
「今季はラリー・フィンランドに参戦したいんだ。日程的にも都合がつくしね。でも、まずは僕の契約上、ラリー参戦が問題ないかどうかをチームに確認しなきゃね」とライコネンは語っている。