フランスの新スポーツ大臣は、来年フランスがF1のカレンダーに復帰することに関していくつかの疑問を抱いていると認めた。
F1の最高権威バーニー・エクレストンは最近になって、2008年を最後に開催が途絶えているF1フランスGPが、2013年からポール・リカール・サーキットで復活し、ベルギーのスパ・フランコルシャンと1年交代で開催される見通しだと発表した。ところが、その矢先にフランスで政権交代が起こった。
新しくスポーツ大臣に就任したバレリー・フルネーロンは『RMC』に対し、次のように語っている。
「近ごろ、この件に関して大きな進展がありました」
「2008年からF1が開催されていないのですから、F1を誘致することに異論はありません」
「しかし、財政面での不足を州がどれ位負担しなければならないかを知る必要があります。そしてポール・リカールには交通面で大きな課題があります」
「こういったことすべてに、もっと時間をかける必要があります」
「来年にF1フランスGPが開催される保証はありませんが、(開催に対して)異論もありません」
フルネーロンはさらに、環境面の問題も指摘していた。