フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが、モンテカルロ市街地コースで開催されるモナコGP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:バルセロナではまたポイントが取れ、途中で何度かいい戦いをしていましたね。あのレースは楽しめましたか?
ヒュルケンベルグ:1ポイント獲得できて良かったよ。レースのかなりの部分でマーク(ウェバー/レッドブル)と 10位を争っていたからとりわけね。ポイントをあきらめるわけにはいかなかったから、かなりハードに攻めたよ。でも、ずっと(後ろから)プレッシャーをかけられ続けた。戦略とピットストップも完ぺきだったね。それについては作業してくれたクルーたちに感謝しなくてはいけないね。
Q:モナコGPに向けての思いを教えてもらえますか? 好きなレースですか?
ヒュルケンベルグ:モナコにチャレンジするのは好きだよ。1周する間に1秒たりとも気が抜けるところがないんだ。メインストレートだって本当にまっすぐじゃないしね。 だいたい、僕は市街地コースでのレースが本当に好きなんだ。セッションを通じて、限界を探りながらクルマとともに成長してゆく必要がある。うまくやれれば、バリアからほんの2、3センチメートルのところを走ることになるから、ミスを犯す余裕なんてまったくないんだよ。
Q:ここまで5レースを戦ってきて、クルマについてはどう思っていますか?
ヒュルケンベルグ:スペインGPのために新しく開発したパーツによっていい進歩がみられたと思う。それらがモナコでも役に立ってくれると思うよ。セットアップとともに、それらを理解して微調整をするためにやらなくてはいけないことがあるし、チームもそれに取り組んでいるよ。周りのチームとはかなり接近しているから、たとえわずかな効果であっても、そうしたものを見つけてゆくことで差をつけることができるようになるからね。