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ビタリー・ペトロフ「モナコではレースの雰囲気が最高」

2012年05月21日(月)10:36 am

ケーターハムのビタリー・ペトロフが、モンテカルロ市街地コースで開催されるモナコGP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。

ビタリー・ペトロフ
「F1だけではなくて、モナコでは何度もレースをしたことがあるんだ。GP2(F1直下のカテゴリー)時代は、2009年に2位を獲得したんだよ。そのときはとてもうれしかったな」

「F1だと、ここでは2度レースをしたことがある。1回目はあまり良い結果にならなかったけれど、去年はなかなか良かったと思う。ただしクラッシュする前までだけどね! あれは本当に残念だったよ。でも仕方なかったんだ。うまい戦略で臨んでいたし、そのときまでは良いレースをすることができていた。ただ、レースにおいてはこういったことが時々起きてしまうものなんだよね」

「そうは言っても、モナコは本当にすてきな場所だよ。通常だとバルセロナ(スペインGP)とモナコの間には1週間しかなくて、日曜日の夜にモナコへと向けてバルセロナを出発するんだ。というのも、モナコGPが開催される週の火曜日に、F1ドライバーたちが参加するサッカーの試合が開催されるからね。その試合はいつも素晴らしいものになるよ」

「コースに関して言うと、週末の初めは(路面が)いつも少し汚れている。そのせいで周回中にタイヤを温めるのが結構難しいんだ。壁もすごく近いから、油断は禁物だよね。1回でもミスをしたり、あるいはほんの少しでもオーバーステア(クルマが曲がり過ぎてスピンしやすい状態)になったりすると、それを修正することなど到底不可能で、結局は壁にぶつかってしまうことになるよ」

「精神的にはかなり過酷な状況で、各セッション1周1周を極限まで集中して走らなくてはいけないんだ。レースそのものはどうかって? レースの雰囲気は最高に決まっているじゃないか。レーシングカーで走るには、まさに申し分のない場所だよ。本当に大好きなんだ」

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