東京お台場のメガウェブで20日(日)、ロータス78とマクラーレン・ホンダMP4/5のデモ走行が行われ、集まったファンが往年のF1マシンによる迫力のサウンドに魅了された。
1977年から1978年にかけてF1を戦ったロータス78は冷却系にトラブルがあったため、「スロー走行になるかも」ということでスタートしたが、とてもスロー走行とは言えないスピードでコースを1周。いったん止まってスタッフが液漏れなどを確認したが、スタッフからはゴーサインが出され、普段は試乗などに使われるコースで周回を重ねた。
その後に走行したマクラーレン・ホンダMP4/5は1989年のマシン。直線だけのコースであることから、ドライタイヤを温めることができず、レインタイヤを装着していたこともあり、グリップが不足しているため全開での走行はできなかったが、ロータスに負けじと迫力の走行を披露した。
1970年代と1980年代のF1で活躍したこの2台によるデモ走行は、14時50分からも行われる予定。「メガウェブ・フェスタ」のイベントとして開催されるが、入場は無料になっている。