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ブルーノ・セナ、今季中にバルテリ・ボッタスと交代?

2012年05月15日(火)10:11 am

元F1ドライバーのミカ・サロは、自身と同じくフィンランド出身のバルテリ・ボッタスが今シーズン中にウィリアムズのレースドライバーに昇格すると確信しているようだ。

ウィリアムズの非常勤役員でもあるトト・ヴォルフがマネジャーを務めるボッタスは、2012年シーズンから同チームのリザーブドライバーに起用されている。この決定が発表される際にチーム代表のフランク・ウィリアムズは、ボッタスを全20戦のうち15戦は金曜午前中のフリー走行に出走させると述べた。

さらにウィリアムズ代表は、「(ボッタスより)経験のあるドライバー」と交代する可能性が高いとも語っていた。そのより経験のあるドライバーとは、現在ウィリアムズのレースドライバーを務めているブルーノ・セナだと思われる。

これまでのところ、セナは2012年シーズンで苦戦を強いられている。これ受け、サロは事態が一変する直前であるように感じていると明かした。

「ボッタスはチームからすごく敬意を集めている」と現在はフィンランドの『MTV3』で解説を務めているサロは語った。

「僕がフランク・ウィリアムズと話をしたとき、彼はボッタスをべた褒めしていた。そしてボッタスはレースに出られるとも言っていたよ」

「僕が(それはいつになるのかと)尋ねたら、彼はそれ程先ではないだろうと答えた」

「そうだ。僕は彼の発言が今シーズンを意味すると読んでいる」とサロは付け加えた。

だが、そこには大きな支障もある。セナはウィリアムズに大口のスポンサー契約をもたらしているのだ。

その点に関してはサロも「(現在のレースドライバー)両方がチームに資金をもたらしているから、ウィリアムズにとっては難しい状況だね」と認めている。

その上で「でもいいニュースは、フランク・ウィリアムズがそもそもビジネスマンではなく、昔ながらのレーシングドライバーということだ。彼はどうやったらチームを成功に導くことができるかだけを考えている。セナはいいヤツだけど、彼は彼に要求されているレベルの運転ができないんだよ」とサロは指摘した。

このサロの意見をボッタスに聞いてみたところ、「何も知らないよ」と答えた。

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