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ルイス・ハミルトンとの関係は大丈夫とマクラーレンのボス

2012年05月15日(火)18:49 pm

マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、前戦のスペインGPでチームがミスを犯してしまったものの、そのことがルイス・ハミルトンとの契約交渉に影響を与えることはないと考えているようだ。

ハミルトンは、先週末に開催されたスペインGP予選Q3で最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得したと思われた。だが、後にチームのミスによりハミルトンのクルマにルール上求められているだけの燃料が積まれていなかったことが判明。それに対するペナルティによって、ハミルトンは予選結果から除外されポールポジションをはく奪されたばかりか、グリッド最後尾からスタートすることを余儀なくされていた。

ハミルトンは、これまでにもレース中のピット作業ミスで順位を落とすなど、今年はこうしたチームのミスによって足を引っ張られるようなことが続いている。

ハミルトンとマクラーレンとの現在の契約は今年で満了することになっており、今シーズン中に、両者間で来季以降の契約に関する話し合いが進められることになっているが、イギリスの複数のメディアから、チームのミスによってハミルトンとの契約交渉がうまくゆかなくなるという心配をしていないか、と尋ねられたウィットマーシュは次のように答えている。

「いや、そんなことはないよ。彼はチームからよくサポートしてもらっているはずだし、それに満足しているはずだ。ドライブしたいと思っているはずだし、調子もいい。これからもずっと彼と一緒に働くことを楽しみにしているよ」

しかし、ウィットマーシュは、ハミルトンが昨年はかなり荒れたシーズンを送っていたこともあり、先週のスペインGP予選でチームのミスにより、せっかくのポールポジションがはく奪されたときにはハミルトンが絶望したのではないかと心配したと認め、次のように続けている。

「心配したよ。なぜならそれはドライバーにとってはかなりつらい出来事だからね」

「だが、彼は今回、以前とは違って寛大なところを見せてくれたと言わないとね。ちょっと話をしたとき、彼は最後に私を慰めてくれたよ」

「ルイスとチームとの関係はさらに強く、より良いものになっているし、これからもずっと一緒に仕事をしてゆければよいと思っている」

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