HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで開催されたスペインGP決勝を22番手からスタートし、19位になった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「母国の観客の前でレースをするのは素晴らしいことだし、完走できたのもすごいよ。僕のキャリアの中で、母国レースを完走できたのはこれが2度目なんだ。だからとても満足している。確かに順位は下位だけど、全力を尽くしてできる限りのことをやったよ」
「何周かはマルシャの前にいたけれど、あとはずっと後ろになってしまった。でも全体的にリズムは悪くなかった。これからも改良を続けなくてはならないのは当然だけれど、正しい方向に向かっているよ」
「レースは予想していたよりももっと厳しかった。僕たちは4回ピットインする作戦をとったけれど、ゴールしたときには限界ギリギリだったよ。タイヤの性能低下が著しかったからね。最初の20周は難しかった。ソフト側タイヤはやはりすぐにダメになってしまったからね。でもハード側タイヤはもっと長持ちしたから、いいリズムを維持することができ、それによってファンの前で今季最高の順位でレースを終えることができたよ」