NEXT...F1開催スケジュール

F1スペインGPが今季マシンのラストチャンスとフェリペ・マッサ

2012年05月13日(日)20:51 pm

フェリペ・マッサ(フェラーリ)は、チームが用意した改良がスペインGPでの結果につながらなければ、今年のマシンであるF2012の改善を早々にあきらめ、来年のマシン開発に重心を移すことを考えた方がいいとほのめかした。

11日(金)に行われたスペインGPフリー走行でフェラーリは、改良の規模を控えめに評価していたが、メディアは3週間前のバーレーンGPの状態とは「ほぼすべてが変わっている」と推測した。

もし改良の規模が「ほぼすべて」なのであれば、この改良をラストチャンスとして、結果が出せなければ2013年型車の開発に力を注ぐという話が本当に見えてくる。

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はこの憶測について、「僕はそうは思わない。思わないね」と強調したが、マッサの考えは反対だ。

「あるマシンに、いくつも重要な変更を加えて、期待していた通りの結果がでなかったら、それはつまりプロジェクトそのものが良くないってことなんだ。そうしたら根本からやり直すためにそのプロジェクトからは離れなきゃいけないよね」とマッサはブラジル紙『O Estado de S. Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に語っている。

アロンソはマッサのこの主張にも同意しない。結果の出せない2012年型車を2013年型開発の下地にできるかと言う質問に、「そう思うよ」とアロンソは答えた。

なお、12日(土)に行われた予選でアロンソは3番手、マッサは17番手。だが、予選トップのルイス・ハミルトン(マクラーレン)に燃料搭載量の違反があったとしてハミルトンが予選結果から除外されたため、アロンソとマッサのグリッドは1つずつ繰り上がる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック