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仏大統領選が原因でF1フランスGP開催地が変更?

2012年05月12日(土)8:43 am

先日に行われたフランス大統領選の結果により、2013年からの復活が見込まれていたF1フランスGPの開催地が変わる可能性が出てきた。

フランスのニコラ・サルコジ大統領が先の大統領選で敗北するまで、ベルギーのスパ・フランコルシャンと1年交代でフランスGPを行うことが基本合意に達していた。

2013年のフランスGP開催地は、F1の最高権威者バーニー・エクレストンが所有するポール・リカールで、レース開催権料は2,200万ユーロ(約22億7,000万円)だとされていた。しかし、そこに政治が介入したようだ。

フランスのフランソワ・オランド次期大統領は、フランスGPの復活を支援していない。そしてF1を再び誘致することに関して、見直しを行うと宣言している。

これを受け、1991年から2008年にかけてF1を開催してきたマニ-クールがF1復帰に向けて動き出したようで、マニ-クールの役員が最近、「繰り返し」エクレストンと連絡を取る機会を作っていると『RMC』は報じた。しかし、エクレストンはマニ-クールへ、ポール・リカール以上の開催権料を要求しているようだ。

マニ-クールがあるニエーブル地方は、政治的には新政権寄りだが、報道によるとエクレストンはマニ-クールでのレース開催に対し「1,000万ユーロ(約10億3,000万円)の追加を要求」しているとのことだ。

だが、シトロエンのWRC(世界ラリー選手権)チームを率いていたオリビエ・ケスネルがF1フランスGP復活に向けてのプロジェクトに名を連ねたとも報じられている。ケスネルがマニ-クールとポール・リカールのどちらを支援するかは明らかになっていない。

ケスネルはF1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドと親しい間柄にあり、今週早々にケスネルとトッドが会っていたという報道もある。

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