マクラーレンは最近のレースで起こっているピットでの問題を解決するために、ピットクルーの作業手順を見直した。
チーム代表のマーティン・ウィットマーシュはタイヤ交換に問題が再発したバーレーンGPの後、内部調査を命じた。
この件について、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は「次のレースまでに(問題を)見つけておかなくてはいけないんだ。前みたいにポイントを落としてる余裕なんてないからね」と述べている。
ホイールガン担当、つまりタイヤ装着担当のひとりが槍玉(やりだま)にあがったが、ウィットマーシュは、チームとして「機材、手順、そして取り組み方をすべて見直す」と約束した。
9日(水)には「われわれは今までのことを見直して、ピットクルーと手順に変更を加えた。新しい手順は、日曜日にバルセロナでお見せするよ」とリポーターに語っている。
また、ピットクルーから外された元ホイールガン担当者が感じたであろう責任の重さの割には、彼の代わりにホイールガン担当者になりたいと立候補するマクラーレンのメカニックたちが後を絶たないことに驚いていると、ウィットマーシュは述べている。
「一連の出来事は、チームスピリットの向上につながった。ピット練習も十分積んだし、成果は週末見ることになるだろう。きっといいピットストップが見せられる」と締めくくった。