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メルセデス、F1撤退目前との報道を否定

2012年05月10日(木)15:01 pm

メルセデスが、F1から撤退する目前だという報道を否定。現在もF1の商業権保持者と交渉中だとコメントした。

現在、F1界ではF1の商業権や運営方法、利益分配などを規定した新コンコルド協定締結に向けた交渉が続いている。これに関連し、フェラーリやマクラーレン、そしてレッドブルといったトップチームと同様の条件が提示されなかったことについて、F1最高権威バーニー・エクレストンとメルセデスAMGが対立している状態だ。

これを理由に、メルセデスAMGのオーナーであるメルセデスが今シーズンをもってF1から撤退するのではないかとうわさされていた。1990年代にエンジンサプライヤーとしてF1に復帰したメルセデスは、旧ホンダF1のブラウンGPを買収し、2010年からは独自のチームでF1に参戦している。

メルセデスのスポークスマンは『CNN』の取材に対し、次のように述べた。

「現在、われわれはF1の商業権保持者と交渉中だ。そして理解しておいてもらわなければならないのは、この撤退問題に関して私たちが何のコメントもしていないということだ」

このスポークスマンが語るように、メルセデスAMGは2013年シーズンに向けた開発に着手している。

そしてこれを裏付けるかのように、1日(火)にはスイスの高級腕時計メーカー「IWCシャフハウゼン」を、2013年の1月からスポンサーとして迎え入れることが発表された。

メルセデスAMGのチーム代表を務めるロス・ブラウンも、こう話した。

「モータースポーツ界が、人類にとって非常に有益な数々の技術を試す場となっていることは周知の事実だ」

「中でもモータースポーツ界のトップに君臨するF1は、最先端の技術開発の場として大いに貢献している。そして今後もこの役割は続いていくだろう」

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