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新ピレリ時代はセットアップがカギとメルセデスAMGのボス

2012年05月09日(水)10:09 am

今シーズンにおいては、いかにうまくセットアップをまとめるかということがF1チームにとっての大きな課題となっている。

今季ここまでに行われた4レースではすべて違うクルマが勝利をおさめているが、ピレリの難しいタイヤが(チームの)力関係のバランスを崩したとして称賛され、あるいは批判の対象ともなっている。

メルセデスAMGチーム代表のロス・ブラウンは、ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙に、カギとなるのはクルマのセットアップであると次のように述べている。

「土曜日の予選から日曜日の決勝の間はクルマのセットアップに変更を加えることは許されていないが、特に今年のタイヤでは、予選と決勝ではかなり違うものが求められる。1周をどれだけ速く走れるクルマにするかということと、70周以上にわたって速さと一貫性をもったクルマにするというのはまったく別のものだ」

「決勝レースで何が求められるかということを予測してそれに合わせられる者が、最終的にはレースで優位に立つだろう。多分、予選ポジションは犠牲になるかもしれないがね。だが、日曜日(の決勝レース)がどうなるかということを予測するのは簡単なことではない」

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