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フランス大統領選がスポーツに与える影響

2012年05月07日(月)10:36 am

フランス大統領選は6日(日)、決選投票が行われ、社会党のフランソワ・オランド氏が当選。再選を目指したニコラ・サルコジ大統領が世界3大スポーツであるF1開催を積極的に推進、F1フランスGP復活目前と言われていたが、サルコジ氏が敗れたことで白紙に戻る可能性もある。

サルコジ大統領は、2008年を最後に開催されていないF1フランスGP復活に積極的で、F1のボスであり南仏ポール・リカール・サーキットのオーナーでもあるバーニー・エクレストン氏とF1開催契約を結ぶ間近とされていたが、今回の大統領選挙でサルコジ氏が敗れたことから、振り出しに戻る可能性もある。

サルコジ大統領は、「フランスには、ルノーとプジョーの世界的自動車メーカーがあり、フランス人の現役F1ドライバーが3人もいる」とF1フランスGP復活を推進していた。しかし、開催契約の正式発表はされていなかったことから、有権者へのパフォーマンスだったともとれる。

一方でオランド氏はF1フランスGP支援に消極的な姿勢を取り、「国はグランプリ開催について一切資金援助すべきではない」と反対意見を主張していた。

このことからも、世界的スポーツであるF1が、政治ツールの1つとして影響力を持っている事は日本の状況とは大きく違っている。

17年ぶりの社会党大統領となる、オランド新大統領の今後のコメントが注目される。

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