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MotoGP第3戦予選、ケーシー・ストーナーがポールポジション

2012年05月06日(日)9:13 am

ポルトガルのエストリル・サーキットで5日(土)、MotoGP第3戦の予選が行われ、レプソル・ホンダのケーシー・ストーナーがポールポジションを獲得した。以下、ブリヂストンのプレスリリース。

2012年第3戦ポルトガルGPは、前戦スペインGPからの2週連続開催となる。戦いの舞台、エストリルサーキットはコースの一部に新舗装が施され、金曜明け方の雨からフリープラクティス1回目と2回目を経て路面が乾いていったなかでも、特に6コーナーや最終コーナーはフルドライに至らず湿りを残した状態が継続した。金曜日のセッションを終えて、C・ストーナー(レプソル・ホンダ)がトップタイム。B・スピース(ヤマハファクトリー)、C・クラッチロー(モンスター・ヤマハ Tech3)とヤマハ勢が2番手と3番手に入った。

土曜は朝から快晴に恵まれ、予選ではストーナーが1分37秒188を記録して前日同様のトップにつけ、ポールポジションを獲得した。2番グリッドには、0.013秒差でチームメイトのD・ペドロサ、フロントロー3番グリッドは、開幕戦カタールGP以来3戦連続の最前列スタートとなったC・クラッチロー。クラッチローはセッション終盤で一度トップに立ったものの、最終的にはPPのストーナーから0.101秒の僅差だった。今日の予選では、11番手の選手までが1秒差にひしめいている。CRT勢のトップは、A・エスパルガロ(パワーエレクトロニクス・アスパル)の記録した1分39秒353。エスパルガロは明日の決勝を5列目12番グリッドからスタートする。

土曜の天候も、前夜の雨の影響により午前のフリープラクティス3回目が理想的なコンディションにはならかなったが、明るい日射しと風の影響で午後2時の予選時刻にはドライコンディションに恵まれた。路面温度も30℃台後半に達し、予選前半ではフロント・リアともに硬め選択肢のミディアムコンパウンド(F)、ハードコンパウンド(R)を装着した選手が多かった。セッション終盤になると、選手たちはリアに柔らかめ選択肢のソフトコンパウンドでタイムアタックを実施。激しいラップタイムの塗り替えが繰り広げられた。

今日の予選では、終盤12分段階でR・ド・プニエ(パワーエレクトロニクス・アスパル)とC・エドワーズ(NGMモバイル・フォワード・レーシング)が転倒を喫し、セッションが赤旗中断になった。ド・プニエは胸部打撲のみの軽傷で済んだが、エドワーズは左鎖骨を骨折。手術を行うため、明日のレースは欠場する。

MotoGPクラスの決勝は現地時刻午後13時(日本時間21時)から全28周で争われる。

青木信治-株式会社ブリヂストン モータースポーツタイヤ開発マネジャー
「今日は路面状態が良くなり、予選の終盤ではいつものように激しいタイムアタックが繰り広げられました。路面温度も良い状態まで上昇したので、全選手がフロントには硬め、リアには柔らかめコンパウンドのタイヤを装着して自己ベストタイム更新を狙いました。また、多くの選手がフロント用に新しい構造のタイヤを使用していました。明日の決勝レースが今日の午後と同様のコンディションになるなら、多くの選手が予選時と同じく、フロントに硬め、リアは柔らかめというコンパウンドの組み合わせでレースに臨むのではないかと思います」

「今日の予選内容が示しているとおり、エストリルではいつも手に汗握る戦いが繰り広げられます。全28周のレースは、きっとエキサイティングなものになるでしょう。最後に、コーリン・エドワーズ選手の一刻も早い回復を祈っています」

今回の供給タイヤ:
[スリック]
フロント-ソフト、ミディアム、 リア(左右非対称)-ミディアム、ハード
[ウェット]
レイン-ソフト(メイン)、ハード(予備)

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