ハイメ・アルグエルスアリの父が、息子を放出したレッドブルの決断を非難している。
アルグエルスアリは2009年から2011年まで、レッドブルがドライバー育成チームと位置づけているトロ・ロッソのドライバーだった。しかし、アルグエルスアリが2011年にまずまずの成績を残していたにもかかわらず、トロ・ロッソはわずか21歳のアルグエルスアリを放出した。
レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコがこの決断を下していたが、「不公平で理解しがたい」とアルグエルスアリの父は語った。
アルグエルスアリは現在、F1復帰を目指しながらイギリスのラジオでコメンテーターを務め、タイヤサプライヤーのピレリでテストドライバーにもなっている。これについてアルグエルスアリの父は、「息子を葬った連中は、お粗末な埋め方をした」とコメントした。
ワールド・シリーズ・バイ・ルノーの運営にもかかわるアルグエルスアリの父は、アルグエルスアリが来週、ピレリのテストに参加する予定だとも明かしている。
『EFE通信』はさらに、現在のトロ・ロッソでドライバーを務めるダニエル・リチャルドとジャン・エリック・ベルニュよりも、アルグエルスアリの方がこれまでのキャリアで活躍しているとアルグエルスアリの父が語ったことも伝えた。