トヨタが、ル・マン24時間へ参戦するハイブリッドマシンTS030の新シャシーの機能確認テストを4日(金)に無事完了したと明かした。
トヨタは今年、ル・マン24時間をシリーズに含む耐久レースの選手権WEC(世界耐久選手権)への参戦を発表。当初は、今週末に行われている第2戦スパ・フランコルシャンでデビュー戦を迎える予定だった。
しかし、4月のテスト中にクラッシュし、車体の中心部であるモノコックが大きな損傷を受けた。この時点でトヨタにはモノコックが1台しかなかったことから、第2戦ヘの出場を取りやめ、2台目のモノコック製造を急いでいた。
そして4日、完成したモノコックをフランスのマニ-クール・サーキットへ持ち込んでテストを実施。81周を走り込み、無事にテストを完了した。トヨタにとってのWECデビュー戦は、6月16日(土)に決勝がスタートする第3戦ル・マン24時間となる。