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2012F1チャンピオンはジェンソン・バトンと元王者

2012年04月23日(月)17:33 pm

1970年代に2回F1王者になっているブラジルの英雄エマーソン・フィッティパルディが、2012年シーズン終了時にチャンピオンの座に輝くのはジェンソン・バトン(マクラーレン)ではないかと予想している。

「私の見たところ、ジェンソン・バトンとニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)の争いになるんじゃないだろうか。この2人が本命だね」

「フェラーリが復活すればフェルナンド・アロンソが台風の目になるのは間違いない。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は強気な姿勢を崩さないし、とても速いが、ジェンソンが非常にクリーンでクルマにもタイヤにも優しい走りをすると思う」

「今季はバトンの走りのスタイルにぴったり合っていると思う」と65歳になったフィッティパルディがブラジルの『Globo(グローボ)』に語っている。

元チャンピオンからそう太鼓判を押されたバトンだが、2012年の選手権がいつになく混戦模様となっていることを指摘し、その大きな理由にピレリ製のタイヤを挙げている。

「決勝が行われる日曜日に誰が自分のライバルになるのか予想がつかないんだ」

「レッドブルかもしれないし、メルセデスAMGかもしれない、フェラーリ、ロータス、それにザウバーがライバルになる可能性もあるよ。だとしたら、誰をターゲットに戦略を組み立てればいいんだろうね?」と2009年のF1王者であるバトンが『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に語っていた。

バトンがこう語った後に行われたバーレーンGP決勝では、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとロータスのキミ・ライコネンが優勝争いを展開。ベッテルが今季初優勝を記録し、シーズン4戦目にして今季4人目の勝者となった。

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