バーレーンGPの予選後、計量を受けるようにとの指示に従わなかったジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)だが、戒告処分を受けるにとどまった。『Autosport(オートスポーツ)』が伝えている。
予選第1セッションのQ1で脱落したベルニュがピットへ戻ると、信号や係員によって計量を受けるよう指示が出された。だが、ベルニュは計量を受けることなく自身のガレージへ戻っていた。
しかし予選後、レースの審判役であるスチュワードは、ベルニュにグリッド降格などを科すことなく、戒告処分のみにとどめることを決めた。グリッド降格を科さなかった理由について統括団体のFIA(国際自動車連盟)は、「ミスに気付いたチーム(トロ・ロッソ)が、検査官による監督のもとで、クルマをFIAのガレージへ戻したため」と説明している。