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ニコ・ロズベルグ、すぐに2勝目をつかむ？

中国GPでF1初優勝を達成したニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）には、すぐに2度目の勝利が続くかもしれない。

ロズベルグは、すでに100レース以上を経験した状態で2012年シーズンを迎えており、ロズベルグが勝利のシャンパンを味わう事はないだろうと言う評論家もいた。しかしロズベルグは、中国GPで初めてのポールポジションを取った翌日、念願の初優勝を記録した。

「僕は初勝利まで113レースかかったけど、彼は111レースだったね」と2009年のチャンピオンであるジェンソン・バトン（マクラーレン）はほほ笑んだ。

過去に3度F1王者に輝いているニキ・ラウダは、ロズベルグの次の勝利は簡単に訪れるだろうと考えている。

「勝つのは楽になってくるんだ。なぜなら、自分ができるということを知っているし、それを既に証明したから」

「彼の次の勝利はすぐに訪れるだろう」とラウダはドイツの『RTL』に語った。

パトリック・タンベイはF1で2勝を記録。初めての勝利は「達成感」とともにやって来たと言う。

「あの後はすべてが楽に見えるようになった、110レースも待ったのなら、ことさらだね」

「肩の荷が下りたと感じているんじゃないかな。彼はまだ26歳だけど、すでに十分な経験を積んでいるから、勝利を重ねるために必要な物はすべて持ってる。一番難しいのは最初の勝利さ」とタンベイは『RMC Sport（RMCスポール）』に語っている。

しかし、ロズベルグが上海での勝利を踏み台にして、年間チャンピオンへの足がかりにしようとしているのなら、激しい戦いが待っているだろうとタンベイは予想する。

「今シーズンはマクラーレンのクルマが一番速いと思う。中国GPでは勝ち損ねたがね」