レッドブルで働くあるエンジニアが、同チームに所属するセバスチャン・ベッテルはチームメートのマーク・ウェバーに後れを取っていると認めた。
レッドブルにエンジンを供給しているルノーでベッテルと共に作業するシリル・デュモンは、チーム内での力関係が逆転していると『RMC Sport(RMCスポール)』に明かした。
「マークは問題にうまく対応して順応しているようだ」とデュモンは指摘。そして、F1の史上最年少連覇記録など、数々の最年少記録を更新したベッテルについて、次のように加えた。
「だがセバスチャンが自信を持って実力をいかんなく発揮させるためには、ひとつひとつの要素が彼にとって最適な状態じゃないといけない」
「2010年と2011年のクルマは彼に合っていた。その一方で、(2012年の)開幕から2レースにおいてセバスチャンの思うようになっていなかったのは確かだ」
「マークはセバスチャンほど問題を抱えていないようだね」