マルシャのティモ・グロックは、上海インターナショナル・サーキットで行われた中国GPフリー走行3回目で18周を周回して、ベストタイムは1分39秒796で21番手。予選では、1分39秒282を記録して21番手になった。
ティモ・グロック
「今日はとても難しい1日だった。昨日の方が、マシンの感触ははるかに良かったと思う。いくつかの原因から、今朝(フリー走行3回目)はひどいオーバーステア(自分の思い描く以上に曲がってしまうこと)に苦しんだんだ。それに加えて、マシンバランスも良くはなかったよ。フリー走行3回目の間に、オーバーステアは解消できなかった。だから予選に向けてマシンに変更を加えなくてはならず、それでマシンのことを少し信頼できなくなったんだ」
「その後は修正を加えたマシンに慣れなくてはいけなくなった。予選中だっていうのにね。でも、少なくともこの改善は正しかったと考えている。もっとも、これも完ぺきとは言えないけどね。もしかしたら燃料搭載量が少しばかり多すぎたのかもしれない」
「昨日のようにとは言わないまでも、マシンのバランスを取り戻せたという点では、喜ばないといけないね。もちろん、その原因を見極めないといけないわけだけど」
「路面温度は上昇しているから、レースにおいてはこれが大きな要因となることは間違いないだろうね。でも今後も開発を続けて、解決法を見つけるために、きちんと理解する必要がある」