2010年からF1参戦を開始し、昨年にチームオーナーが変わったことで、大幅な組織変更を行ってきたHRT。ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、「一歩一歩、僕たちは改善する」と今後について語った。
HRTは昨年、チームが籍を置くスペインの投資会社テサン・キャピタルが新オーナーとなり、チームのスペイン化を進めている。これまでチーム代表を務めたコリン・コレスはチームを離れ、スペインの元F1ドライバー、ルイス・ペレス・サラが新チーム代表に就任。チームの本部も、コレスが拠点にしていたドイツからマドリードのカハ・マヒカへ移している。
今年からHRTのドライバーになったスペイン出身のデ・ラ・ロサは、『EFE通信』へ次のように話した。
「このグランプリ(中国GP)に向けて、クルマの準備にかなりの時間を充てることができた」
「中国にも小さな改良パーツを持ち込むけれど、僕たちが本当に必要としているのはクルマをヨーロッパに戻すことだ。そうすればカハ・マヒカで集中することができる」
「一歩一歩、僕たちは改善するよ」