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F1チーム代表、バーレーンGPの中止を願う

2012年04月10日(火)15:20 pm

あるF1チームの代表が、バーレーンGPの中止を願っている事を認めた。

問題を抱えた島国バーレーンで今月行われるグランプリが開催されなかった時のために、全てのチームが不測の事態に備えて対策案の準備をしている、と『Times(タイムズ)』紙が伝えた。

パドックの声を代表する、ある有力チームの代表が「バーレーンに行くのは気が気じゃない」と『Guardian(ガーディアン)』に語った。

「FIA(国際自動車連盟)がバーレーンGPをキャンセルする事をわれわれ誰もが願っているよ」

「政治的な進展はあったみたいだが、準備が万全になったわけではない。シーズンの後半に延期するか、キャンセルされるのが1番良いだろう」と続けた。

最終的にはF1の統括団体であるFIAが開催の決定を下す事になるが、そのFIAのスポークスマンも「常に監視し、状況を分析している」状態であると認めている。

興味深いのは、FIAの会長ジャン・トッドが今週末中国にいる事、そして各チームが、2週連続のグランプリのために、中国からバーレーンに直接移動する事になっていることだ、と『Guardian(ガーディアン)』は伝えている。

バーレーンのサーキットの最高責任者であるサルマン・ビン・イーサ・アルカリファは、開催できると自信をみせている。

「FIAとバーニー(エクレストン)はここでのレースになんの疑いももっていない」と『National(ナショナル)』に語っている。

「恐怖がある事は分かっている。私はそのような人々が、情報を持っている人の話を聞いてくれる事を願っている。われわれだと客観的ではないと思われますが、この地域と状況をよく知っている他の人々もレースは開催されるべきだと言っているのだ」と続けた。

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