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ロータス、ロメ・グロジャンのクラッシュは「もう見たくない」

ロメ・グロジャン（ロータス）は15日（日）に決勝が行われる中国GPを無事に終えなくてはならないようだ。

GP2チャンピオンの称号を手土産にF1に復帰したグロジャンはロータスの2012年仕様車E20を速く走らせるだけの実力は持っている。

しかし、実際のレースとなると25歳のグロジャンは目立った活躍を見せられていない。開幕戦オーストラリアGPではパストール・マルドナード（ウィリアムズ）と接触し、マレーシアGPでは雨でスピンを喫した。

グロジャンのチームメートのキミ・ライコネンもまた、F1復帰以来、完ぺきなレースを見せられていない。この状況について、ロータスのアラン・パーメイン（トラックサイドオペレーションズディレクター）が『Sun（サン）』紙に次のように語っている。「ロメがペナルティーのないレースを展開し、最初のコーナーをクラッシュせずに走る姿を見られたらいいね」

「上位はマクラーレンとレッドブル、そしてその次がわれわれだと信じている」

つまり、グロジャンは次こそ問題のないレースを見せるようにはっきりと求められているのだ。

「ミスをしたときはそれを認めて、同じミスを繰り返してはいけない。自分の責任ではないときは、自分の責任ではないんだよ」

「この先のレースではもっといい走りを見せられるとわかっている。本当のシーズンは中国から始まるんだ」とグロジャンは語った。