WEC(世界耐久選手権)の第2戦スパ・フランコルシャン6時間(5月5日決勝)のエントリーリーストが発表された。このレースからトヨタが参戦を開始、アウディもハイブリッドマシンを投入し、トヨタとアウディによるハイブリッド対決が始まる。
プロトタイプLMP1クラスには、アウディR18が4台エントリーされており、そのうち2台がハイブリッド仕様の「R18 eトロン・クワトロ」。1号車と2号車のR18がハイブリッドとなった。一方、このレースからWEC参戦を開始するトヨタは、ハイブリッドのTS030を1台投入する。トヨタのカーナンバーは7になっている。LMP1クラスには12台がエントリーした。
LMP2クラスにも12台がエントリーしており、女性ドライバーの井原慶子が所属するガルフ・レーシングは今回も2台でのエントリー。井原の乗る29号車は、開幕戦セブリングでトラブルのためフリー走行や予選で規定周回数を走れず、決勝には出場できなかった。しかし、スパに向けて改良を重ねている。
GTマシンのカテゴリーLMGTEプロには5台がエントリー、LMGTEアマには8台がエントリーしており、フェラーリF458イタリアやポルシェ911、アストンマーチン・ヴァンテージV8、シボレー・コルベットなどのスーパーカーによって戦われる。