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フェルナンド・アロンソ「56周のレースを常に最大の力で走り切った」

2012年03月26日(月)1:42 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝を8番手からスタートし、優勝を飾った。

フェルナンド・アロンソ
「信じられないようなレースだったよ! 自分自身にとってもチームの全員にとっても、とてもうれしいよ。この素晴らしいチームを誇りに思う。困難な時を過ごしているものの、誰もあきらめない。実際、頑張って追いつくために皆が2倍の努力をしているんだ」

「戦略は完ぺきだった。メカニックのみんなは一分のすきもない仕事をしてくれたし、エンジニアのみんなはクルマの準備に最善を尽くしてくれた。そして僕は56周のレースを常に最大の力で走り切った。僕は今日勝てるほうに賭けたりは絶対にしなかっただろうけど、もしそうした人がいたとしたら、かなりの金額を稼ぐことができただろうね」

「クールダウンラップ(レース終了後にピットへ戻りながらクルマを徐々に冷却するための周回)をしてピットレーンに戻ってきたときには、クルマをどこに止めればいいかさえ分からないくらいだった。僕たちがこれほど問題を抱えていながら勝利するなんて、とてつもないことだよ」

「雨の中ではとてもうまく走ることができていた。でも路面が乾いたときには僕たちの弱点が顔を出してきたんだ。セルジオ(ペレス/ザウバー)がかなり接近してきたから、僕は乾いた唯一のラインにとどまるようにした。もし彼が僕を抜こうとすれば、リスクを冒さなければならなかったはずだ。昨日(の予選で)、彼と僕は9位と10位だった。そして今日は僕たちが優勝を争っていた。今シーズンがいかに予想不能かということを表しているよね」

「僕たちの目標は、シーズン序盤の何レースかでのダメージを限られた範囲にとどめることだった。そして今や僕たちがランキングをリードしている。僕たちは中国やバーレーンのレースに向けてすぐにパフォーマンスの改善に取り組まなくてはならない。すぐにまた仕事に戻らなくてはならないし、少なくともコンマ2秒か3秒縮める必要がある。そうすればトップの座を争うことができる状態に戻れるからね」

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