マルシャのティモ・グロックは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝を20番手からスタートして17位になった。
ティモ・グロック
「再び素晴らしい週末になった。今回も2台で完走できたから、チームとしては大きな成果だし、今日の結果には満足しているよ」
「難しいレースだったけど、タイヤの選択は正しく、交換時期も正しいものだったと思っている。レース序盤にインターミディエイトタイヤ(路面の水量が少ないとき向け雨用タイヤ)からウエットタイヤ(路面の水量が多いとき向けのタイヤ)に交換したときもそうだし、レース再開後ウエットタイヤからインターミディエイトタイヤに履き替えたときもそうだよ」
「すぐに行動を起こすこと(タイヤを替えること)は正解だった。その後はできるだけ長くインターミディエイトタイヤをもたせるように努めたんだ」
「僕たちは最初にスリック(ドライタイヤ)へ交換したグループで、コバライネン(ヘイキ・コバライネン/ケーターハム)の前の順位を守るために攻めることができた。赤旗が振られた際にも、チームの皆は非常に冷静だった。開幕からの2戦でチームが成し遂げた仕事、特に僕担当クルーのした仕事は素晴らしかったと思う。でもこれに満足することなく、次戦中国GP(4月15日決勝)に向けたマシンの改善に集中しないとね」