ロータスのキミ・ライコネンは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝を10番手からスタートして5位になった。
キミ・ライコネン
「今日はちょっと難しい日だった。ピレリタイヤで雨の中を走るのは初めてのことだったし、インターミディエイト(路面の水量が少ないとき向け雨用タイヤ)もレインタイヤ(ウエットタイヤ/水量が多いとき向け雨用タイヤ)もどちらも、どのように反応するのか知らなかったからね。以前、1度だけインストレーションラップ(クルマやシステムが正常に機能するかどうかを確認するための走行)のときに使ったことがあっただけなんだ」
「コースからはみ出さないようにしながら、大丈夫だと思える範囲で攻めたよ。ドライタイヤに交換したときには熱を入れるのに数周が必要だった。それにバイザーがかなり汚れていて、乾いているラインを見定めるのが難しかったんだ。自分のラインが分かったときにはさらに攻めることができたよ」
「また複雑な天候になってしまい、難しかった。今日はコンディションの変化が大きかったから、状況に合わせながら、グリップのいいところを常に探さなくてはならなかったんだ。全体的にみれば、僕たちのクルマは今週末もかなり強かったと思うし、比較的満足しているよ。今日の5位はまあいいんじゃないかな。でももっといい成績を追い求めているよ」