フェラーリのフェリペ・マッサは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分39秒209で18番手。予選では、1分37秒731を記録して12番手となった。
フェリペ・マッサ
「もちろん、12番手には満足できないよ。でも、現時点ではすごく競争力のあるクルマではないと分かっているし、Q3へ進むのはとても難しい。今日はその目標に少し近づけただけだったよ」
「昨日と今日のフリー走行3回目では、クルマのバランスに満足できていなかったんだ。でも予選に向けてなんとか改善することができた。それについては、決勝や今後に向けた自信につながるよ。このF2012(フェラーリの2012年型車)がどんな挙動をするのか分かり始めてきたと思う。これは前向きなことだ」
「明日はとても厳しいレースになるだろう。タイヤの性能低下はどんどん進むだろうし、雨になる恐れだってあるからね。この12番手という位置よりはよい成績で終わりたいと願っているよ。プレッシャーはあるかって? それは常に最大限のことをやろうとする自分の意思から生まれるものだよ。もしうまくいかなければ、真っ先に不満を感じるのは僕自身だ」